テレワークやリモートワークする機会が増えた今、自宅にちゃんとした仕事用のデスクがほしくなることも増えましたよね。
「昇降デスク(スタンディングデスク)が使いやすい!オススメ!」という声も中にはありますが、
スタンディングデスクが流行りだけど、けっこう値段も高いな。
ふつうの机で十分な気もするし、そもそも上げ下げする機能って本当に必要?
と思って、ほぼ毎日が在宅ワークのわたしも今まで使ったことはありませんでした。
しかし今回、FlexiSpot公式(@FlexiSpot_JP)様からの依頼でスタンディングデスクを試しに使ってみたところ、
スタンディングデスク、将来のことを考えたらアリかも。
と思うようになりました。もっと早く知っていたら最初からスタンディングデスクを買っていたかもしれません。
この記事では
- 昇降デスク(スタンディングデスク)を買おうか迷っている
- Flexi Spot E7のことを詳しく知りたい
- Flexi Spot E7を使った感想や雰囲気が知りたい
- 画像を見ながら、分かりやすいFlexi Spot E7の組み立て方を知りたい
という方に向けて、スタンディングデスク Flexi Spot E7のポイントを紹介していきます!
(※E7の組み立て方は記事の後半にあるので、そちらが見たい人はこちらをタップして下さい)
この記事を書いた人:ユウ
DIY慣れしている30代前半のフリーランス男性、関西在住。自宅にはすでに仕事用デスクがあるので、とりあえずスタンディングデスクではサブ用に使うつもり。
FlexiSpot スタンディングデスクE7の紹介
各種スペック
Flexi Spot公式サイトより、スタンディングデスクE7の各種スペックです。E7と似たタイプだとコの字型のE7 Pro、全体がL字型のE7Lなどもありますね。
Flexi Spotのスタンディングデスクは最新作のQ8も含めて、全9種類です(2022年7月時点)。E7の耐荷重125キロは、E7Lと並んで9種類のうちでもトップ。デスクトップPCをそのまま置いても余裕で耐えられそうですね。
- サイズ
足幅:110~190センチ
昇降範囲:58~123センチ
使える天板:幅120~200センチ×縦60~80センチ、板厚2センチ以上 - フレーム
色:ホワイト or ブラック
機能:デュアルモーター、タッチパネル式、障害物検知
重さ:34.5キロ - その他
耐荷重:125キロ
価格:フレーム単品だと\51,700円、天板セットだと\64,900円~
※モニターアーム、ケーブルトレーなど付属品あり
E7の紹介動画がFlexi Spotの公式Youtubeチャンネルにありましたので、こちらもあわせて紹介しておきます。
こちらはフレームと一緒に注文できる天板について。E7の場合はほとんどがサイズ・デザイン(材質)違いなので同じように使えますが、注意すべき点が2つあります。
1つはケーブル用の穴について。穴が空いているのはカーブ型だけで、他のタイプには空いていません。
デスクトップPCでマルチモニターを使う…なんて場合はケーブルがごちゃごちゃしがち。穴がないとデスク上をスッキリさせづらくなるので、こだわりたい方は要検討です。
もう1つは竹天板について。この天板には一部のアクセサリーが使えません。
使えないのはキーボードトレー、CPUスタンド、ケーブルダクトの3つです。無くてもまぁ何とかなる…かもしれませんが、これも前もって確認しておいた方がよさそうです。
- 長方形天板(全11種類)
サイズ:120×60×2.5センチ or 140×70×2.5センチ or 160×70×2.5センチ
材質:メラミン樹脂化粧板(ポストフォーム加工) - カーブ型天板(全5種類)
サイズ:140×70×2.5センチ
材質:MDF(中密度繊維版)
その他:ケーブル用の穴が2か所空いている - 天然竹天板(全1種類)
サイズ:120×60×2センチ or 140×70×2センチ
材質:多層構造の竹集成材
その他:ネジ式アクセサリーは使えない
全体イメージ
実際に組み立てたデスクがこちらです!この時の高さは73センチ、足幅は約129センチ。イスに座って作業するにはちょうどいい高さですね。
今回使った天板はメープル、長方形サイズ(140×70×厚さ2.5cm)です。明るいイメージのお部屋に合わせるつもりで、脚のカラーもホワイトで注文しました。
色はもともとイメージしていた通りですが、どうせなら天板はもう1サイズ大きいもの(160×70)でも良かったかもしれません。最初は大きすぎるかな?と思いましたが、もともと大きいサイズのデスクなのでどうせならもっと広い方が…と。大は小を兼ねると言いますしね。
奥行が70センチありますが、意外にも圧迫感はありません。むしろこれくらいないと仕事用のデスクとしては不十分かと。スペースさえ確保できれば、天板は大きめサイズで考えてよさそうです。
ノートPCで座って作業するときは、左の画像のようなイメージになります。この時は高さ73センチです。天板が140×70センチなので、ノートPCを置いてもスペースにはまだまだ余裕があります。
続いて、スタンディングデスクの本命である立ち仕事の高さに設定(右)。この時は高さ105センチに設定しています。
デスクを高くすると、急に圧迫感がでてきました。広さより高さの方が、圧迫感が出やすいみたいです。ふだんの生活でこれ以上上げることはなさそうです。
スタンディングデスクは眠気防止になると言いますが、やはり可能なかぎりデスクは窓際に置きたいですね。その方がオシャレなイメージが保てそうですし(笑)、何よりも気分転換になります。
続いて、デスクトップPCを想定してモニター2つ+ゲーミングチェアを置いてみました。
左のモニターはDellの23.8インチディスプレイ P2414H、右はLGの34インチワイドモニター34WN750-Bです。それぞれ横幅が56センチ、82センチなので合計で140センチほど。横長ディスプレイをデスク上に並べるなら、これぐらいが限界ですね。
これ以上モニターを増やすならアームを使うか、縦長モニターにするか。モニターアームはFlexiSpot公式のものはもちろん、一般的なクランプ型のものでも使えます。
耐荷重125キロがE7の特徴なので、これを最大限活かすならデスクトップPCを置くか、アームを使ってモニターを増やすか。そうなるとさらにスペースが必要になるので、やはりE7の場合は付属の天板なら大きさはMaxの160×70センチにしてあれこれ足していくのが良さそうです。
もちろん、別で自分こだわりの天板を用意するのもアリ。むしろその方が良さそう。
脚幅も110~190センチとかなり伸ばせる(これはE7シリーズ共通ですが)ので、とにかく広いスペースが必要ならFlexi Spot E7はオススメの製品といえます。
モニターを載せた状態で、高さを上げてみました。モニターやデスクトップなどを並べるなら、もはや窓際に置く意味はあまりないかも…
あまりデスク上に色々置くと、こんどは昇降の時のモニター揺れが気になるかもしれません。しかし私も気になって実験してみたのですが、E7は安定性がバツグンなのでモニター揺れの心配はありませんでした。
デスクの安定性が気になる方は、記事の続きでもう少し詳しく説明していますのでそちらをどうぞ。
天板
改めて、今回いっしょに注文した天板について見てみます。
長方形天板
種類:メープル
サイズ:140×70×2.5センチ
材質:メラミン樹脂化粧板(ポストフォーム加工)
メープル柄はわりとどこでも見かける模様なので、他の家具とも合わせやすいデザイン。長方形だとデザインは11種類から選べるのでかなり悩みましたが、やはりメープルにして正解でした。レッドオークよりも自然な木の雰囲気が出ています。
厚さ2.5センチは暑すぎず、薄すぎずのちょうどいい厚さです。
実は竹天板にしようかとも考えたのですが、厚さが2センチ+一部のアクセサリーが使えないことを考えてやめました。使えないのは3つだけなので問題ないのですが、厚さ2センチはちょっと薄いかも、と思ったので。
(ちなみに今使っているデスクの厚さを図ってみたら、3.5センチでした。正直、注文する前はあまり気にしていませんでしたが、やはり2.5センチでよかったです。)
天板の表面には加工がされているからか、肌ざわりはかなりなめらかです。他の天板だと夏などに汗で腕がべとつくのが地味に気になっていたのですが、これは嬉しい誤算!毎日使うものなので、天板のさわり心地は重視した方がいいな、と思いました。
実験がてらお茶をこぼしてみましたが、ちゃんと弾いてくれました。
表面加工がないと、拭いても湿ったような感じが残ることもあるのですが、E7付属の天板は全く問題ありませんでした。さすがに実験はしていませんが、万が一コーヒーや炭酸飲料をこぼしても後々ベトベトになることはほぼないでしょう。
フレーム(脚)
続いてフレーム部分です。
この時は足幅129センチ、高さ73センチですが、重量がある分かなり安定しています(トータル66キロ!)。重くて組み立てるのはなかなか大変でしたが、それと引換えにデスクが安定するなら悪い話ではないかな、と思いました。
スタンディングデスクなので高くなるのは当然ですが、それでグラグラして安定しなくなる方が怖い。それなら重くてもいいから、丈夫なデスクでいてね!と思います。
デスク下のケーブル、脚の底はこのようになっています。
ケーブル類はカバーの中に収納されているので、表に出てくるのは最低限の部分だけ。電源ケーブルの長さは全部で2.9メートルもあったので、コンセントに届かない!と悩まされることはほぼないでしょう。
ケーブルカバーは隙間を空けてあるので、電源コードは後からでも簡単に外せるようになっています。なので高さ調整をしないなら、電源コードを丸ごと外すことも可能。付けっぱなしの電源コードが宙ぶらりん…になるくらいなら、いっそ外してしまった方が見た目的にもスタイリッシュです。
脚の底には円形の固定具(丸い黒色のやつです)が付いていました。最初からガッチリ付いているので、ここをいじることはありません。
最初見たときは正直大丈夫かな?と思いましたが、スタンディングデスク自体が重いのでグラ付く心配は皆無。むしろ材質がソフトなので、ラグやじゅうたんの上に脚をそのまま置いてしまうよりも跡が残らなくなっているのかなと。
FlexiSpot E7 スタンディングデスクのレビュー
昇降デスクって必要?
ここまでスタンディングデスクE7をあちこち見てきましたが、そもそも昇降デスクって必要なのか問題。結論から言うと「高いけど長期目線で考えれば買う価値あり」だと思いました。
今回スタンディングデスクは初めて触りましたが、E7や付属の天板は細かいところまで配慮が行き届いているクオリティの高いデスクだという印象を持ちました。
しかしE7をただの机と考えてしまうと、、、コスパは正直言って微妙かもしれません。とりあえず大きい机を用意するだけなら、もう少し安く買えるものもあるでしょうしね。
やはりスタンディングデスクが真価を発揮するのは、高さ調節機能がフル活用できる時。その都度ちょうどいい高さに合わせられるというのは、健康面でのメリットが大きいと感じています。
高さ調節は健康面でメリット大
結局は「高さ調節できる=作業しやすい」ということになりますが、このメリットがだんだん効いてくるのはおそらく首、腰、肩など体の関節部分かと思います。
この記事を読んでいただいている方は、仕事のほとんどがPC、タブレットなどの作業なはず。微妙に高さが合わないないと、作業が終わった時はけっこう体が辛くなってますよね。(私の場合はひじ、腰などです)
これが何十年と続くわけですから、できるだけ体の負担は減らしたい。そう考えたとき、スタンディングデスクを使う=将来の健康に投資することなのかと感じています。
ノートPCやモニターの高さはもちろん、書類を読むときや細かい手作業。チェアにゴロ寝してモニターでアマプラを見るときなんかもかなり楽になりますよ笑
タッチパネルでスムーズな操作
天板を上げ下げする時のタッチパネルの操作もスムーズ。動画を撮ってみましたが、上に30キロ以上ある天板が載っているとは思えないレベルです。
組み立て作業はカンタン
実際の組み立て作業も意外とカンタンでした。部品が重いのが辛いだけで1つ1つの作業はシンプルですし、机なので部品の数は10コもありません。
記事の最後でも説明していますが、組み立てだけならわたし一人でもできるぐらいでした。もちろん2人いた方がラクなのは間違いないですが、最悪一人でも組めるようになっているのはとてもありがたいです。
仮に色々と付属品(ケーブルトレーなりモニターアームなり)が増えたとしても、組み立てのラクさはおそらく変わらないはず。
コンセント変更にも対応
組み立てのラクさは、そのままメンテのしやすさにも繋がります。
そう言いつつ机なのでやることは何もないのですが、引っ越しなどでコンセントの位置が変わった、という時でも問題なく対応できるようになっています。
机をひっくり返さなくてもコントローラの位置は変えれますし、後からケーブル類を外してしまうことも可能。スタンディングデスクは長く使う前提なので、これがないと中々つらいです。
上げ下げのモニター揺れもほぼ0
モニター揺れは個人的に気になっていたのですが、これも特に気になるレベルではありませんでした。と言うより、ほとんど揺れていないと言っていいレベルかと。
これも動画を撮ってみたのですが、左右どちらのモニターも上げ下げの前後で揺れはなし。正直少しぐらい揺れるだろうと思っていたのですが、いい意味で期待が裏切られました。
何でかな?と思っていたら、いきなりフルスピードで動かないようになっているからなんですね。「ゆっくり動く→一定の速度→ゆっくり止まる」という、ある種思いやりのある動きになっているというか笑
重いぶん安定性は抜群
やはり思い。それはもう間違いないのですが、重いぶんデスクの安定性もかなりのものです。とくに何も考えず組み立てましたが、水平度もほぼ完ぺき。
さすがに手で持ってガタガタすると多少揺れますが、これぐらいは他のデスクでも同じでしょう。地面に固定でもしないかぎり揺れを0にはできませんが、特に神経質な人でなければ何も問題ないと思います。
公式Youtubeチャンネルを漁っていると、安定性についての動画も出てきたので紹介しておきます。
動画で実験している300N=重さ30キロにあたりますが、これを見る限りはデスクの揺れは相当抑えられているようですね!
Flexi Spot E7 昇降デスクのデメリット
ここまでE7のことをいろいろと褒めてきましたが、ちゃんとデメリットについても触れておきます。
重い。1人で組み立ては出来ても、運ぶのは厳しい
やはり重い。これはもうどうしようもないですし、重いことによるメリットもあるのは重々承知ですが、それを差し引いてもやっぱり重い。何が入ってるんだ?と思うぐらい重い。あえて重い素材を使ってる?のかもしれません。
わたしは一人で組み立ててしまいましたが、組み立て終わる頃には腰にそこそこのダメージが…笑
記事の続きでは1人でも組める簡単な方法を紹介していますが、当然ながら運ぶのも1人ではムリでした。公式が推奨している通り、素直に2人以上で組み立てるのがオススメです。(当たり前ですが)
障害物の形によっては反応しづらい?
Flexi Spot E7の機能の1つに、障害物を検知する機能があります。デスクの上げ下げの時、物が置いてあったら自動で検知してストップするという機能ですね。
軽くこの機能も試してみたのですが、イスを置いたときは反応しないことがありました。
どんな形のものを想定しているのかは分かりませんが、あくまで保険のつもりで考えておいた方がいいかもしれません。
取説が少し分かりづらい…かも
「組み立てはカンタン」と上で言ったものの、取説の一部がちょっと分かりづらい?と感じる部分がありました。
↓これが実際の取説なのですが、最後の方はどの穴にどのネジを入れるのか?が図を見ただけだと分かりづらいことも。それもあってこの記事では組み立て方も紹介することにしたのですが、人によっては混乱するかもしれません。
※ただしこれは、デスクの幅が172センチを越えるとき限定です。172センチを越えると追加の作業が必要になるのですが、その部分がちょっと分かりづらいかも、ということです。
FlexiSpot E7レビューまとめ
Flexi Spot 公式様からいただいたスタンディングデスクE7をレビューしましたが、E7は天板、脚のどちらもクオリティーが高く信頼できる昇降デスクでした!
とにかく重いというデメリットはありますが、将来の自分の健康のための投資という意味ではコスパのいい製品だと思います。
時期によってはFlexiSpotの公式サイトでやっているキャンペーンを活用すると安く買えることもあるので、常にチェックして買うタイミングを見計らうのが良さそうです。
FlexiSpot E7をなるべく楽に組み立てる方法
ここから先はFlexi Spot E7を購入済の人に向けた、組み立て方の紹介です。要らないよ、という方はブラウザバックお願いします。(ページトップに戻る)
準備するものと注意点
まずは準備するものから。
- カッターナイフ
→梱包を開けるためだけで、組み立てには使いません。 - プラスドライバー
→セット品の小さいドライバーでも大丈夫ですが、できれば100均でもいいので大きなサイズのものを1本用意しておくと組み立てやすいです。 - ゴミ袋(45ℓ×2枚ほど)
→段ボールの中はそこそこ緩衝材が入っているので、それを捨てるためのものです。
電動ドライバー
→基本的には+ドライバーが1つあればいいので、無くても大丈夫です。
+ネジはぜんぶで12本ありますが、電動ドライバーだとネジ穴がダメになって後々バラせなくなることがあります。+ネジだけのためにわざわざ用意する必要はありませんが、+ネジと六角ねじ、両方締められるなら用意してもいいと思います。
- 電動ドリル
→E7と一緒に注文した天板には一部のネジ穴が空いていないことがあります。詳しくは 組み立て方【ステップ4】で説明していますが、自分で天板に穴を空ける方は必要になります。
続いて組み立てのときの注意点ですが、天板も脚の部品、どちらもかなりの重さです(天板32キロ、脚部品34.5キロ)。
組み立ての途中で壁・床に穴を空けないよう、段ボールを下敷きにしながら組み立てることをオススメします。
公式の組み立て動画があったので、紹介します。
開封と中身の確認【ステップ0】
まずは開封から。カッター1本で開封できるので、どんどん開封していきましょう。
※写真では天板の段ボールからから開封していますが、実は天板を組み立てに使うのはしばらく後です。→【ステップ4】から
重いしサイズも大きいので、組み立てのときは天板の段ボールを壁に立てかけておき、脚部品の段ボールから先に開封した方がいいと思います。
脚部品の方の段ボールを空けて、中身を確認します。
ネジがまとまった袋(A~E。Fは六角レンチ)と、タッチパネル+電源ケーブルは小分けの段ボールに入っています。
ネジの本数
- ネジA 4本
- ネジB 4本
- ネジC 8本
- ネジD 12本
- ネジE 16本 → これだけ+ネジ
プレートの取り付け【ステップ1】
まずはプレートとビームの取り付けです。
取り付けにはネジAを4本使いますが、ネジAはこれで全て使い切りです。六角レンチで留めて終わりです。
支柱の取り付け【ステップ2】
続いて、ビームと支柱を取りつけます。
ここではネジDを8本使いますが、ネジDは全部で12本入っています。後々また説明しますが、場合によっては残りのネジD4本は最後まで余ります。【※ステップ6-2参照】
とりあえずここでは8本だけ使って、後の4本は無くさないように取っておけば大丈夫です。
脚の取り付け【ステップ3】
続いて、支柱に脚を取りつけます。
取り付けにつかうのはネジC 8本です。ネジCはここで使い切りです。特に問題ないと思います。
天板と脚をつなぐ【ステップ4】
ここまでで脚部分がほぼ完成です。ここでようやく天板の段ボールを開けていきます。
中身はこのようになっています。緩衝材はかなり多いですが、中でも角の部分はかなり厳重に保護されていますね。
天板の裏側にはいくつか穴が空いています。
縦に並んでいるのが天板と脚をつなるための+ネジの穴。横に並んでいるのがタッチパネルのためのネジ穴です。
開封が終わったら、天板と脚を並べます。これから使うのはネジE12本ですが…これも人によっては4本余ることがあります。
これについては後で説明しますので、とりあえず次に進めます。
次は天板の上に脚を載せる作業です…が、なにせ重いので載せるだけでも一苦労です。
板をキズつけることもありえるので、1人のときは次の手順に沿って載せるのがいいと思います。(※2人以上なら問題ないと思いますので、読み飛ばしてください。)
- 脚を壁に立てかける。(↓真ん中の写真)
- 緩衝材を天板にのせる。(↓右の写真)
- 緩衝材に脚をのせ、ゆっくりと倒していく。
脚を伸ばすためネジを緩める
天板に脚をのせたら、次は下準備のためにネジを緩めます。
このネジは最初から付いているので、取説には載っていません。全部で4本あるので、すべて緩めておきましょう。(↓写真右のように外さなくても大丈夫です)
このネジを緩めることで、脚の横幅が伸ばせるようになります。ただし横幅はネジ穴の位置に合わせないといけないので、今の時点で長さを合わせる必要はありません。
片側だけ仮留め
横幅が伸ばせるようになったら、いよいよ天板と脚をネジで固定していきます。ここで使うのはネジE 12本ですが、上でも書いた通り人によってはネジが余ります。
取説によるとネジE12本は「左脚4本、右脚4本、真ん中のレール4本」ずつ使うことになっていますが、脚といっしょに注文した天板には、なぜかネジ穴が空いていません。
電動ドリル等で穴を空けられる人は、そのまま12本使えます。
ネジE、けっきょく私は左右の8本だけ使うことにしました。公式サイトにも同じ口コミがありましたが、仕様?なのか不具合なのか…?
どちらにせよ左右4本ずつは必ず使うので、ここからはめていきましょう。天板と脚の穴の位置を合わせる訳ですが、ここで一つ問題が出てきます。
脚の部分には黒いゴム製のスペーサー(↓右の写真)が最初からはめ込まれているのですが、この部品があるせいで穴の位置が非常に合わせづらくなっています。
しかもこのスペーサー、ちょくちょく外れる。なかなか厄介者です。
対処法としては、次の方法がオススメです。
- 片側だけスペーサーを取って、穴の位置を合わせる(↓写真左)
- スペーサーを下からはめなおして、上から+ネジで仮留めする(↓写真右)
この時点ではまだ横幅が合っていないと思いますので、ここから合わせていきます。
片側だけネジで仮留めしたら(↓写真左)、そのまま脚を伸ばして反対側のネジ穴の位置に合わせていきます。
この時はいったん脚を軽く持ち上げてから引っ張ると、スムーズに伸ばせます(↓写真右)。
この時、横幅が長すぎると真ん中のレール部分が抜けてしまうことがあるので要注意です。
両側を固定したら全てネジ締め
反対側の+ネジも仮留めが終わったら(↓写真左)、全ての+ネジをしっかりと締めていきましょう。
このタイミングで、緩めていた六角ネジも締めなおします(↓写真右)。
配線まわりの接続【ステップ5】
次は全てのケーブル類を繋いでいきます。
- 両脚から伸びているケーブルをつなぐ
- タッチパネルをネジ留めする
- パネルのケーブルをつなぐ(↓写真左)
- 電源ケーブルをつなぐ(↓写真右)
ケーブルカバーの取り付け【ステップ6-1】
これが最後のステップです。
最後に残ったケーブルカバーを上から取り付けていきます。使うのは最後に残ったネジB 4本です。手順は次のとおり。
- ネジB 4本を締める途中でストップ
- ケーブルカバーをネジBにはめ込む
- ネジBをもう1度締める
(※ビーム幅=脚の横幅が172センチを越える場合は、ここを飛ばして【ステップ6-2】に進んでください)
ネジBは図の赤枠の穴(↓写真左)に締めていきますが、取説にも書いてある通りまずは途中で締めるのをストップさせます。
ネジBにケーブルカバーを内側から引っかけて、もう1度ネジBを締めなおします。
4本とも締めるとこうなります。ケーブルカバーは軽いので、ネジB 4本は落ちない程度に締めておけば問題ありません。
ビーム幅が長い(172センチ↑)とき【ステップ6-2】
(※この作業は脚の横幅=ビーム幅が172センチを越えるときだけです)
横幅が長いときは、ケーブルカバーを留めるのにネジDとネジBを使います。ここで使うネジDは、【ステップ2】で余っていた残りの4本です。手順は次のとおり。
- ネジB 4本を完全に締める
- ネジD 4本を締める途中でストップ
- ケーブルカバーをネジDにはめ込む
- ネジDをもう1度締める
ネジD、ネジBを締める穴は間違えやすいので、要注意です(↓写真右)。
【ステップ6-1】ではネジBに、【ステップ6-2】ではネジDにケーブルカバーをはめ込んでいます。
(おまけ)コンセントの位置を変えるとき
最後に、昇降デスクを組み立てた後について。
コンセントの変更などでコントローラーの場所を変えるときは、まずケーブルカバーを外す必要があります。
ケーブルカバーを外すときは【ステップ6-1】または【ステップ6-2】の逆。六角レンチでネジを外せば手で簡単にカバーを外せます。
コントローラを動かすときも、ネジを外します。このネジは取説には載っていませんが、+ネジなのでプラスドライバーがあれば外せます。
外す+ネジは次の2つ(↓写真の赤丸)です。
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