大学院に通っている人の中には、研究の合間にアルバイトで生活費を稼いでいる人も多いと思います。
アルバイトと大学院の研究を両立させるのはすごいことです。しかしアルバイトで稼ぐくらいならブログ、特に短い時間で結果が出せる可能性のあるトレンドブログを書いた方が、お金を稼ぐには効率的だという考えもあります。
バイトと違ってブログにはメリットもデメリットもありますが、日々バイトに追われて研究が進まないと悩んでいる大学院生は、一度検討してみてはどうでしょうか?
大学院の研究とアルバイトに費やした修士の2年間
自分が通っていた大学院は関西の工学系(機械系)で、博士には進まず修士課程の2年間だけ大学院に通っていました。学部4年生の時から研究室はずっと同じで、研究テーマも学部生の時から一緒。
研究はそれなりにマジメにやっていた?と自分では思っていて、内容は数値シミュレーションを使った実験結果の解析でした。計算さえサーバーで走らせてしまえば時間が空く日もあり、合間には家庭教師のアルバイトや大学のTAでお小遣い稼ぎをしていました。
しかしネックだったのは通学時間。下宿ではなく自宅生だったので、通学には片道1時間半かかっていました。
普段はともかく、学会発表や卒論・修論提出前の時期になると1日あたり3時間のロスは辛く、研究室に何日も泊まって論文を仕上げていました。
卒業後は就職する予定だったので、アルバイトのお金は主に貯金、就活費用に充てていました。学費は奨学金で払っていましたが、学費免除は取れず。将来の負債をあまり増やしたくなかったので、大学院2年の後半は奨学金をカットして、貯金から学費を払っていました。
忙しい大学院生はアルバイトもできない
自分の場合はバイトをする時間の余裕がありましたが、そもそも忙しすぎてバイトする暇なんて普通にない人もけっこう多いですよね。
自分は理系の研究室でしたが、たとえばテーマの関係で実験をするところは、研究室での待機時間が長かったり。生物系だと結果待ちの間に万一のトラブルがないよう、徹夜で見張るのが当たり前だったり。
少し前から話題になったブラック研究室だと、教授から研究以外の雑務を押し付けられたり。自分の友だちの研究室では、教授の趣味で研究室のマラソン大会を開催させられるところもありました。高い学費払ってそんなことさせられるなんて、何の罰ゲームなのかと。。。
忙しい大学院生でもできるバイトと言えばTAですが、これも授業のコマ数という制限があります。時給は普通のバイトより高いのですごく効率的なのですが、そもそもコマ数が少ないのでどうしても上限が出てくるのが現実。
自分も学生時代やってましたが、週に1~2コマ程度なので月1~2万ぐらいが限界でした。コロナのせいもあり、今の時代は大学院生が研究と両立しながら、かつ十分な収入を得られるアルバイトはほとんどありません。
けれどどうしても稼がないといけない場合。向き不向きもあるしバイトの方が合っている人もいるとは思いますが、トレンドブログで稼ぐという手段もあります。
大学院生がブログをするメリット
大学院生がアルバイトの代わりにブログを始めると、どんなメリットがあるのか。1つずつ見ていきましょう。
- ブログはネットビジネスなのでPC1台でできる
- 研究のスキマ時間を使ってできる
- スキルさえ身につければ普通のアルバイトより高時給
- ネット集客のスキルが身に付く
ブログはPC1台で手軽にできる
ブログはネットビジネスの一種で、広告収入またはアフィリエイト収入(=紹介料)の一部をもらうというビジネスモデルです。ネット上にサイトを作り、記事を書くという性質上、PC1台で作業を全て済ませることができます。
大学院生で自分のパソコンを持っていないという人はまずいないでしょうから、新しくノートPCなどを買う必要はなし。回線代も同じで、その気になれば1日足らずで始められるのがブログのメリットの1つです。
アルバイトのために履歴書を書いて、応募して、面接を受けて、という面倒なことはしたくない。そもそも人とあんまり会いたくない、という大学院生にとってはありがたいですね!
研究のスキマ時間を使って進められる
スキマ時間にできるというのもブログのメリット。このおかげでブログはサラリーマンや主婦でもできる副業として人気です。アルバイト先の経営状況、バイト先の人間関係などに振り回されず、マイペースに進められるというのもブログ、ひいてはネットビジネスの特徴です。
大学院生がブログをやる場合でも、このメリットは同じ。研究テーマによっては1日中パソコンにかじりつている人も多い分、他の人よりブログにかける時間は長くとれるし、いつでも中断できる。
アルバイトだと、まずバイト先に行くのがしんどい。往復の移動時間もかかる。バイトいくのだるい、って思ったことが今まで何度あったことか笑
自宅はもちろん、自分のPCがあれば研究室でもそのままブログができるというのは、大学院生ならではのメリットではないでしょうか。
スキルが身につけば普通のアルバイトより稼げる
ブログは稼げる人、稼げない人がハッキリと分かれる仕事です。その違いはスキルが身についているかどうかなのですが、スキルがあればスキマ時間の作業でも月10万~稼ぐことも普通に可能です。
わたしがブログを始めたときもサラリーマンの副業でしたが、月収10万レベルは何度も達成しています。もちろんそれなりに作業はする必要がありますが、ブログは正しい努力をすれば結果が出やすい仕事です。
ポイントさえ押さえれば、ブログのPV(ページビュー)は一気に増やすことが可能。ブログで稼ぐ方法も一通りではないですが、PVを増やすというシンプルなやり方は忙しい人にこそ向いています。
参考記事:ブログ歴2カ月で月1万PV!アドセンスで稼いだ記事ネタや書き方を公開
アルバイトも時間をかければ稼げますが、やはり時給で働く仕事。時給大幅アップという話もあまりないので、時間に余裕のない大学院生にとってはどうしても都合が悪くなりがちですよね。
大学院生の場合、卒業のためにもまずは研究ベースで考えないといけない。アルバイトのし過ぎで単位落とすのは大学生あるあるですけど、大学院で同じ目にあうとマジで卒業が怪しくなってきます。
そうなると、できるだけ短い時間で、効率よく稼がないといけない。時給、日給で稼ぐアルバイトだと、効率化には限界があります。
ブログには稼げないリスクもあるのは確かですが、正しい情報をもとに正しい努力を積み重ねれば結果が出やすい仕事です。アルバイトの時給に不満があるなら、アルバイトの時間をそのままブログに費やせば稼げる額が一気に変わります。
ブログがネット上の資産になる
アルバイトとブログが大きく違う点はここで、ブログは一度稼げるようになってしまえばお金以外のメリットがいくつも出てきます。
ブログは知識0の状態からでも軌道に乗りさえすれば、ブログがネット上で自動で稼いでくれるという面もあります。言いかえれば自分のブログが資産になるということで、毎日の研究で忙しい大学院生にとって、これほどありがたいメリットもないと思います。
さすがに完全放置でいつまでも稼げるわけではありませんが、強いブログ=ネットにいる従業員のようなもの。何も言わなくても勝手に働いてくれるので、すごく優秀!笑
時間に余裕のあるうちに一度作ってしまえば、ブログを再開した時も比較的すぐに収益化できます。もちろんそのためには、記事を増やすのはもちろん「ブログで稼ぐスキル」を身に付けることが大前提。
スキル無視でただ書き続けた記事だと、効果は正直言ってイマイチ。しかし稼いでくれる記事を集めたブログが出来上がれば、あなただけの大きな資産になります。
ネット集客スキルが就職に役立つ
稼ぐスキルが身につくというのも、アルバイトには無いブログ特有のメリット。
アルバイトでも接客スキルや仕事のすすめ方、業界の雰囲気などお金以外のメリットはありますが、ブログはよりお金を稼ぐことに直結したスキルが身につきます。どうせ時間をかけるなら、少しでも将来の役に立つバイトをしたいですよね。
ブログで身につくのはネット集客のスキル。SEO(=検索エンジン最適化)のスキルもこの中には含まれます。
Youtubeの途中にも広告が出てくる今の時代、あちこちの企業がネット経由で人を集めることに必死になっています。それだけネット上で宣伝する力は強いということですね。
インフルエンサーなど、個人レベルでもネットで集客できる人が注目されています。一方の企業がわも生き残りに必死で、求人を調べてみればWebマーケティング、アクセス解析、データ分析などが山のように出てきます。
求人の中には「未経験可」のものも多く、企業側も人が足りていないという状態なのがよく分かります。その分スキルを身に付けておけば、企業からも引く手あまたでしょう。
わたしもそうでしたが、就職するために大学院に入った人も多いと思います。ネット集客のスキルは研究テーマと直接関わることは少ないかも知れませんが、就職先が限られがちな研究テーマよりも、つぶしがきくスキルなのは間違いないと思います。
アルバイトと比べたブログのデメリット
もちろんブログにもデメリットがあります。
ブログは向いていない人にはとことん合わない副業でもあるので、時間をムダにしないためにもデメリットをしっかりと確認しておきましょう。
初期費用がほんの少しかかる
バイトと違って、ブログでしっかりと稼ぐには初期費用がかかります。パソコン代を抜きにすると、サーバー代+ドメイン代で年1万円ぐらい。
ちなみに他の副業と比べると、ブログの初期費用の少なさは明らかなメリットです。しかしさすがにバイトと比べると初期費用がかかるのは事実なので、ここでは敢えてデメリットとして紹介します。
ブログを始めるだけなら、アメブロ、ライブドアブログなどの無料サービスで始めることももちろん可能です。しかしアルバイトの代わりとして考えると、少しお金をかけて自分だけのドメインを取る方が、あとあと効率的に稼ぐことができます。
挫折しやすい
ブログは挫折しやすい。これも事実で、ブログのデメリットとしてどこの本やサイトにも書かれています。
2021年の調査では、ブログアフィリエイトをしている人の約半数が2年未満という結果が出ています。調査の対象は個人だけでなく、企業(法人)サイトも含まれています。長年やっている人が少ないということは、途中でリタイアする人が多いということですね。
「アフィリエイトを始めてからの年数」を昨年と比較すると、「1 年以上~2 年未満」
出典:特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会 アフィリエイトプログラムに関する意識調査<2021年>
の割合が 2.65%減少しているのが目立つが、全体的に大きな変化はないと言える。
毎年一定の割合で、新規参入がある一方で撤退もある。
やり方次第では稼ぐのに時間がかかる
たくさんの人がブログで挫折してしまう理由はシンプルで、稼ぐまでに時間がかかるから。ブログ、アフィリエイトでは最低でも半年~1,2年はガマンして記事を書けという話がよく聞こえてきます。
最初はやる気Maxでも、これじゃモチベーションが続かないのも当たり前ですよね。わたしは副業でブログを始めてから脱サラするまで、3年半かかりました。モチベーションも何度も下がり、そのたびになんとか復活してきています。
ただしこれもやり方次第。趣味ブログや日記ブログを毎日積み重ねていくという方法なら、確かに時間はかかります。ブログの作り方も非常にたくさんあり、どの方法を取るかで稼げる金額、時間、記事の書き方などが大きく変わってきます。
経験上、他の方法と比べて短い時間で稼ぎやすいのはトレンドブログ。トレンドブログならブログの持つ失敗リスクの低さを残しつつ、モチベーションが下がってしまう前に稼ぐことも可能です。
大学院が忙しいならトレンドブログで手短に稼ぐ
トレンドブログの特徴は、その時に話題になっている人、もの(=トレンド)をネタに記事を書くこと。一つのテーマにこだわらず記事を書くので、雑記ブログとも言われています。
これに対して、テーマ(旅行、勉強、ガジェット…)を決めたブログは特化ブログと呼ばれています。ブログを始める人の多くが自分の趣味や日常をベースにした特化ブログを始め、挫折しています。
もし私たちがテレビに出ている有名人なら、日常ブログを書いてもすぐに読まれるようになります。でもふつうの一般人の日常をわざわざ記事にしても、誰も読んでくれないのは当然ですよね。
トレンドブログが短期間で稼ぎやすい理由はいくつかありますが、最大の理由はすでに需要がたくさんあるネタを選んで記事を書くから。
トレンドブログは多くの人が読みたい、知りたいと思うことをネタにします。最初から需要がたくさんある分野で記事を書くから、シンプルに読まれやすいんですね。
アクセスの波が激しいのもトレンドブログの特徴です。これも考え方次第ですが、そもそも仕事や研究が忙しいと、ブログが書ける時期、書けない時期が出るのは当たり前。
副業としてスキマ時間にブログを書くなら、できるだけ短い時間でできる方法の方が、理にかなっているのではないかと思います。
稼ぐためにブログをやるなら、研究で忙しい大学院生はもちろん、仕事で忙しいサラリーマンや主婦でもトレンドブログがおすすめです。
ブログでどうやって稼ぐのか?詳しい話はLINE読者の方にのみお話しています。ブログで稼ぎたい方はこちらの動画・記事の内容も役に立つかと思います。
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